Glossary

アメリカ不動産用語集

オファー、エスクロー、コープ、マンションタックス。ニューヨークの不動産取引で実際に登場する用語だけを、現地の実務目線で52語厳選しました。

ホーム  ›  ニューヨーク不動産ガイド  ›  不動産用語集
Category 01

物件・建物

Condominium(コンドミニアム)
日本の分譲マンションに近い区分所有物件。権利証(Deed)を持つ完全な不動産所有で、外国人でも購入しやすく、賃貸にも出しやすい。日本のお客様の購入の主流。
Co-op(コープ / Cooperative)
建物を所有する法人の株式を購入し、専有部分の利用権を得る形態。理事会(Board)の審査があり、転貸制限が厳しい。同条件のコンドより価格は低め。
Townhouse(タウンハウス)
土地と建物を単独所有する低層住宅。ブラウンストーンと呼ばれる歴史的な石造りの家が代表格。
Brownstone(ブラウンストーン)
褐色砂岩の外壁を持つ19世紀築の連棟住宅。ウエストヴィレッジやパークスロープなど歴史地区に多い。
Loft(ロフト)
元工場・倉庫を住宅に転用した、天井が高く開放的な物件。ソーホーやトライベッカに多い。
Pre-war(プレウォー)
第二次大戦前に建てられた建物の総称。厚い壁・高い天井が特徴で、根強い人気がある。
Sponsor Unit(スポンサーユニット)
デベロッパー(Sponsor)が保有したまま販売する住戸。コープでもボード審査なしで買える等の利点がある一方、譲渡税を買い手負担とする商習慣がある。
Studio(ステュディオ)
日本のワンルームに相当する間取り。1BR=1ベッドルームは日本の1LDKに近い。
Category 02

取引・契約

契約書と資料
取引で飛び交う言葉の多くは契約と決済の場面で出てきます。意味を先に押さえておくと交渉が速くなります。
Offer(オファー)
購入申込。価格・支払条件・スケジュールを提示する。NYでは口頭・メールでの提示が一般的で、契約書署名までは拘束力がない。
Best and Final Offer
複数の買い手が競合した際に、全員が最終条件を一斉提出する入札方式。
Contract of Sale(売買契約書)
弁護士がレビュー・交渉した上で署名する契約書。署名と同時に手付金(通常10%)を預託する。
Escrow(エスクロー)
第三者(通常は売り手側弁護士)が手付金等を預かる仕組み。決済まで資金を保全する。
Due Diligence(デューデリジェンス)
買い手側弁護士が行う建物財務・議事録・規約等の精査。NY取引の要。
Closing(クロージング)
残代金の決済と権利移転を行う取引の最終手続き。
Title Insurance(タイトル保険)
所有権の瑕疵(過去の抵当・詐欺等)から買い手を守る保険。コンド・タウンハウスで必須。
Walk-through(ウォークスルー)
クロージング直前に行う物件の最終確認。
Board Approval(ボード承認)
コープ理事会による買い手の審査。財務資料の提出と面接がある。
Waiver / Right of First Refusal
コンド管理組合が持つ先買権と、その放棄(Waiver)。コンド購入時の形式的な手続き。
Category 03

ローン・金融

Pre-approval(事前承認)
金融機関による融資の事前審査。オファー時に添付するのが商習慣。
Mortgage(モーゲージ)
不動産担保ローン。米国では30年固定が主流。
Commitment Letter
本審査を経て金融機関が発行する融資承認書。
Appraisal(アプレイザル)
金融機関が行う物件の担保評価・鑑定。
Rate Lock(レートロック)
融資金利を一定期間固定する手続き。
Foreign National Loan(外国人ローン)
米国の信用履歴がない非居住者向けローン。頭金30〜40%が一般的。
DTI(Debt-to-Income Ratio)
年収に対する負債返済額の比率。融資審査の主要指標。
Credit Score(クレジットスコア)
個人の信用力を示す点数(FICO等、300〜850)。ローン条件を左右する。
Points(ポイント)
金利を下げるためにクロージング時に支払う前払い手数料。1ポイント=ローン額の1%。
Category 04

費用・税金

Closing Costs(クロージングコスト)
購入・売却時の諸費用の総称。NYの買い手は物件価格の2〜5%が目安。
Mansion Tax(マンションタックス)
100万ドル以上の住宅購入に課されるNYの税金。1%から価格帯に応じ最大3.9%。
Mortgage Recording Tax
ローン利用時に課される登録税(NYCで約1.8〜1.925%)。コープには課されない。
Transfer Tax(譲渡税)
売却時に売り手が払う税金(NYC 1.425%+NYS 0.4%〜)。新築では買い手負担の商習慣あり。
Common Charges(管理費)
コンドの月額管理費。コープではMaintenanceと呼び、固定資産税を含む。
Property Tax(固定資産税)
NYCでは物件評価額に基づき課税。コンドは月額で数百〜数千ドルと物件差が大きい。
Abatement(アベイトメント)
421a等の固定資産税減免プログラム。残存期間は物件価値に影響する。
Flip Tax(フリップタックス)
主にコープで売却時に組合へ支払う手数料。建物により有無・料率が異なる。
FIRPTA
外国人が米国不動産を売却する際の源泉徴収制度(連邦15%等)。還付申告で精算可能。
ITIN
SSNを持たない外国人向けの米国納税者番号。賃貸運用や売却時の税務申告に必要。
Category 05

賃貸・運用

Lease(リース)
賃貸借契約。1年または2年契約が一般的。
Security Deposit(保証金)
家賃1か月分が法律上の上限(NY州)。
Guarantor(保証人)
収入要件(家賃の40倍の年収等)を満たせない場合に求められる連帯保証人。保証会社サービスもある。
No-Fee / Fee物件
仲介手数料を貸主が負担する物件(No-Fee)と借主が負担する物件(Fee)。2025年のFARE法により原則貸主側負担へ移行。
Sublet(サブレット)
又貸し。コープは制限が厳しく、コンドは比較的柔軟。
Cap Rate(キャップレート)
物件価格に対する年間純収益の割合。投資判断の基本指標。
HOA
Homeowners Association。戸建て・タウンハウス等の所有者組合。
Super(スーパー)
Superintendent。建物の常駐管理人。水漏れ等はまずSuperに連絡する。
Category 06

エリア・その他

StreetEasy(ストリートイージー)
NYで最も使われる不動産ポータルサイト。売買・賃貸の相場観はここで掴む。
MLS
Multiple Listing Service。不動産業者間の物件情報共有システム。
REBNY
Real Estate Board of New York。NYの不動産業界団体。
School District(学区)
公立校の通学区域。District 2等の学区は不動産価値にも影響する。
BID
Business Improvement District。地区の美化・治安維持を行う商業地区組織。
Landmark District(歴史保存地区)
外観変更が規制される保存地区。ウエストヴィレッジ、ソーホー等。街並みが守られる分、希少性が高い。
C of O(Certificate of Occupancy)
建物の使用許可証。用途(住宅・商業)が記載され、ロフト購入時などに重要。

用語よりも大切なのは、実際の交渉と段取りです

分からない言葉があっても大丈夫。ニューヨーク現地の日本語チームが、取引の最初から最後まで隣で伴走します。ご相談は無料です。

不動産仲介サービスは、R New York としてのサービスとなります。