ニューヨークの物価ガイド
食材、外食、交通、通信、光熱費、日用品。品目ごとに実際いくらなのかを並べました。日本の感覚のまま生活設計をすると必ずずれます。
このガイドでわかること
- 食材と外食が、日本と比べていくら違うのか
- 交通、光熱、通信の月額
- 保険の有無で桁が変わる医療費
- 支出を下げるために効く順番
日本と比べた物価の水準
食材で約1.5倍、外食で約2倍が目安です。外食は表示価格にチップと税が乗るため、体感では2〜3倍になります。
1ドル155円換算。チップは18〜20%が標準で、これに売上税が加わります。
食材と外食の実額

| 項目 | 金額 | 円換算 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 自炊中心の食費(1人) | 月600〜800ドル | 9万〜12万円 | 一般のスーパーを中心に使った場合 |
| 外食中心の食費(1人) | 月1,500〜2,500ドル | 22万〜37万円 | 週の外食回数で大きく変わります |
| ランチ1食 | 15〜25ドル | 2,300〜3,900円 | チップと税は別途です |
| ディナー1食 | 50〜100ドル | 7,700〜15,500円 | アルコールを入れるとさらに上がります |
| ラーメン1杯 | 20〜25ドル | 3,100〜3,900円 | チップと税を含めると約30ドルです |
| 日系スーパーの食材 | 日本の1.5〜3倍 | — | 鮮魚と惣菜で差が大きくなります |
宅配サービスは配送料とサービス料が上乗せされ、店頭価格の1.5倍前後になります。頻度を落とすだけで月100ドル以上変わります。
交通・光熱・通信

地下鉄・バス
1回2.90ドル、30日間乗り放題が132ドルです。週の利用が12回を超えれば定期のほうが有利になります。
配車サービス
近距離でも15〜25ドルです。雨天とピーク時は割増になります。
電気・ガス
月100〜250ドル。冬の暖房費が家賃に含まれる建物と含まれない建物があります。
インターネット
月60〜90ドル。建物によって選べる事業者が限られます。
携帯電話
1回線あたり月40〜70ドル。複数回線をまとめると単価が下がります。
駐車場
マンハッタンの月極で400〜600ドル。郊外では大きく下がります。
医療費は桁が違う
最も注意が必要な支出項目です。保険の有無と種類で自己負担が数十倍変わります。
| 場面 | 自己負担の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 一般的な診察 | 200〜500ドル | 保険適用前の請求額です |
| 救急外来 | 3,000ドル前後 | 緊急性が低い症状はアージェントケアが安く済みます |
| 入院・手術 | 10,000〜20,000ドル以上 | 保険なしでの利用は現実的ではありません |
| 家族の医療保険料 | 月1,500〜2,500ドル | 会社負担がある場合、自己負担は月200〜500ドル程度です |
| 歯科・眼科 | 月50〜100ドル | 医療保険とは別プランです |
医療費だけは日本の感覚が通用しません
風邪の診察でも200〜500ドル、救急外来は3,000ドル前後です。保険のネットワーク内かどうかで自己負担が大きく変わるため、受診前に必ず確認してください。
保険はネットワーク内かどうかで自己負担が大きく変わります。受診前に必ず確認してください。
支出を抑える現実的な方法
住むエリアを見直す
最も効きます。マンハッタンからクイーンズやニュージャージーに移すと、生活費全体が2〜3割下がります。
買い物先を使い分ける
米と調味料だけを日系で買い、生鮮を一般のスーパーやアジア系スーパーに寄せます。月100〜200ドル下がります。
外食と宅配の頻度を決める
週の上限を先に決めます。宅配は手数料が重なるため、頻度の削減が最も効きます。
交通は定期に切り替える
週12回以上乗るなら定期が有利です。配車サービスの利用を週2回までに絞ります。
保険のプランを見直す
自己負担額と月額保険料の組み合わせを、受診頻度に合わせて選び直します。
よくある質問
独身なら月いくら必要ですか
チップはどこで必要ですか
日本から持ち込むべきものはありますか
物価はまだ上がりますか
為替の影響はどう見ますか
生活費は住むエリアでほぼ決まります
ご予算とご家族構成をうかがい、エリアごとの月額支出を並べてご説明します。
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