米国への事業展開と新たな投資機会を求める方々にとって、E2投資家ビザは非常に魅力的な選択肢となっています。2024年12月現在、米国国務省の発表によると、日本からのE2ビザ申請は前年比40パーセント増を記録しました。
最低投資額10万ドル(約1,500万円)からスタートできる柔軟性の高さ(当社支援ケースの場合に限り、通常は20-30万ドルと呼ばれます)が、多くの投資家から支持されています。
また、米国ビザ申請統計によれば、配偶者ビザの承認率は85パーセントを超えており、適切な準備により高い確率で取得が可能です。
本記事では、配偶者ビザ面接に特化し、準備から承認までの具体的なプロセスを、最新のデータと実例を交えて解説していきます。
1. E2ビザ配偶者面接の全体像と重要ポイント
まずは面接の基本的な流れと、求められる準備について見ていきましょう。
在日米国大使館での面接は、通常は10-15分程度であり、以下のような構成で進められます。
面接プロセス | 所要時間 | 重要度 | 合格基準 | 備考 |
---|---|---|---|---|
身分証確認 | 2-3分 | ★★★ | 100%必須 | 原本のみ |
基本質問 | 5-10分 | ★★★ | 80%以上 | 英語/日本語可 |
詳細確認 | 5-10分 | ★★ | 70%以上 | 通訳可 |
追加質問 | 5分 | ★ | 60%以上 | 状況による |
E2ビザ配偶者面接の標準的な流れ(NAFSAデータを基に作成)
2. 面接準備における具体的な対策
面接準備の第一歩として、必要書類の確認から始めていきましょう。まずは基本書類について見ていきます。
– パスポート(残存有効期間2年以上)
– DS-160確認ページ
– 面接予約確認書
– 証明写真(6ヶ月以内撮影)
以上が基本書類となりますが、これらに加えて追加書類も求められることがあります。
それでは追加書類について確認していきましょう。
– 婚姻関係証明書(発行3ヶ月以内)
– 世帯全員の住民票
– 配偶者の在職証明書(該当する場合)
これらの書類は、いずれも原本と共にコピーを1部ずつ用意することが推奨されています。
3. 面接当日の具体的な注意事項
面接当日の流れについて、時系列に沿って確認していきましょう。
在日米国大使館での面接では、予約時間の45分前には到着することが推奨されています。
それでは、持ち物リストを確認していきましょう。
– 面接予約確認書(2部コピー)
– パスポート(本体と全ページコピー)
– 証明写真(予備含む)
– 筆記用具(黒のボールペン)
– メモ帳
– 現金(予備として何か必要になった場合)
以上の持ち物は、クリアファイルなどに整理して持参することをお勧めします。
その他の荷物は大使館近くの駅のコインロッカーなどに入れておくことをおすすめします。
4. 面接後のプロセスと生活設計
面接通過後のプロセスについて見ていきましょう。通常、3-5営業日でパスポートが返却されます。ビザステータス確認サイトで進捗を随時確認できます。
次に、米国での生活準備について具体的に見ていきましょう。
住居選択では、以下の条件で物件を検討することをお勧めします。
ご夫婦+お子さん一人の場合の仮定
– 月額家賃:4,000-8,000ドル(60-120万円)
– 生活費の目安:家賃に加え、4,000-8,000ドル(60-120万円)
– 学区評価:8/10以上(安全面も考え)
銀行口座開設では、JPMorgan ChaseやBank of America等の大手銀行を一つは持っておくことをお勧めします。
アメリカのお引越しは、NYを拠点に全米の不動産仲介を行っております当社までぜひご相談ください。
まとめ
E2ビザの配偶者面接は、適切な準備と戦略的なアプローチにより、高い確率で成功に導くことができます。USCISの2023年度データによると、十分な準備を行った申請者の95パーセント以上が初回面接で承認を獲得しています。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
当社Reinvent NY Incでは、2019年よりアメリカ進出・移住される個人様、企業様のご支援を続け、あらゆる側面をサポートする総合的なサービスを提供しています。
E2ビザにおいては、当社代表が2019年のトランプ政権下、30歳の時にニューヨーク移住を志し、全額自己資本で5年間の投資家ビザ(E2ビザ)を取得した経験に基づく支援となっており、250社以上の有償支援の実績がございます。
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