ニューヨークに在住して9年が経ちます。その間、数え切れないほどの日本からのお客様・ご友人・出張者を迎えてきた中で、帰国や来訪のたびに「おすすめのお土産は?」という質問を受け続けてきました。
観光サイトに載っているお土産情報は正直なところ、現地在住者から見ると「それ、そこまで美味しくないんだけど」というものも少なくありません。本記事ではニューヨーク在住9年のリアルな視点で、本当に喜ばれるお土産と、逆に避けたほうがいいものを、具体的な値段・場所込みでお伝えします。
1. 絶対に外れない定番お土産TOP5

まずは王道の定番から。これらは何度持っていっても喜ばれる信頼の逸品です。
①Zabar’s(ザバーズ)のスモークサーモン・クリームチーズ
Zabar’sはアッパーウェストサイドにある老舗デリカテッセンで、ニューヨーカーが本当に愛するお店です。ここのスモークサーモンとクリームチーズのセットは、ニューヨーク土産の中でも私が最もお勧めしているもの。スモークサーモン1パウンド(約450g)で20〜30ドル(約3,000〜4,500円)程度、クリームチーズは8オンス(約227g)で5ドル(約750円)程度です。
保冷剤と一緒に持ち帰れば日本まで十分もちます。「どこにでもある」ものではなく、現地でしか買えないという希少性も好評です。場所は2245 Broadway(79丁目と80丁目の間)。アッパーウェストサイドを訪れる際にぜひ立ち寄ってみてください。
②Magnolia Bakery(マグノリア・ベーカリー)のバナナプディング
Magnolia Bakeryのバナナプディングは、ニューヨーク土産の定番として日本でも知名度が上がっています。カップ1個が6〜8ドル(約900〜1,200円)程度。ウエストビレッジ(401 Bleecker St)の本店が最も有名ですが、グランドセントラル駅やロックフェラーセンターにも支店があるため、移動の合間に立ち寄りやすいです。
注意点としては生鮮品のため日持ちは冷蔵で3日程度。当日〜翌日に日本に持ち帰る予定の方向けです。逆にカップケーキのほうが保存しやすく持ち運びもしやすいため、バナナプディングと組み合わせて買うのがお勧めです。
③Nuts4Nuts(ナッツフォーナッツ)のハニーナッツ
マンハッタンの街角の至るところにある屋台で売られているHoney Roasted Nutsは、「ニューヨークの香り」そのものです。甘く香ばしい香りに誰もが一度は足を止める、あの屋台です。小袋が5ドル(約750円)程度から。アーモンド・カシューナッツ・ピーカンナッツなど種類も豊富で、職場配りにも重宝します。
袋を別の容器に移すか、しっかり密閉すれば1〜2週間程度は品質が保てます。コスパ最高のニューヨーク土産として私は毎回買って帰ります。
④Jacques Torres Chocolate(ジャック・トレス)のチョコレート
「Mr. Chocolate」の愛称で知られるJacques Torres Chocolateは、ニューヨーク発のプレミアムチョコレートブランドです。ダンボ(ブルックリン)の本店が有名ですが、マンハッタンにも複数の店舗があります。チョコレートバーが8〜12ドル(約1,200〜1,800円)、ギフトボックスが20〜50ドル(約3,000〜7,500円)程度。
日本でもあまり知られていないブランドなので「珍しいもの」として特に喜ばれます。フランス系高級チョコなので富裕層への贈り物にも最適です。
⑤Dylan’s Candy Bar(ディランズ・キャンディバー)のキャンディ
Dylan’s Candy Barはアッパーイーストサイドにある、まるで映画に出てくるようなカラフルなキャンディショップです。アメリカらしいカラフルなキャンディ・グミ・チョコを大量に量り売りで購入できます。小袋分け用に複数の種類を詰め合わせれば、職場や子供へのお土産として最適です。
2. 富裕層・目上の方へのハイエンド土産

アメリカのビジネスパートナーや、高い地位の方への贈り物には、以下を候補にしてみてください。
まずバーニーズ ニューヨーク(Barneys New York)やノードストローム(Nordstrom)のギフトセット。本場のニューヨークブランドの包装は、受け取る側に特別感を与えます。価格帯は50〜200ドル(約7,500〜30,000円)と幅広く、予算に合わせて選べます。
また、Dean & DeLuca(マンハッタンに店舗)の高級食料品ギフトセットも人気です。ニューヨーク発のプレミアムデリカテッセンとして知られており、コーヒー・調味料・チョコレートなどをセットにしたギフトボックスは喜ばれます。
ウォール街近くのローカル・ウィスキーやバーボン(アメリカ産)も、お酒好きの方への高級土産として好評です。日本では入手困難なシングルバレル・バーボンや限定ウィスキーは、20〜150ドル(約3,000〜22,500円)で購入可能です。
3. 職場配り・大量購入に最適なコスパ土産

職場全員に配るような大量購入が必要な場合のお勧めをご紹介します。
| 品物 | 価格目安 | 購入場所 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| Nuts4Nutsハニーナッツ | $5〜$10(750〜1,500円) | マンハッタン各所の屋台 | 職場配りに最適・日持ち良好 |
| M&Mワールド限定チョコ | $10〜$30(1,500〜4,500円) | M&M’s World(タイムズスクエア) | NY限定パッケージが人気 |
| NYロゴ入りクッキー缶 | $15〜$25(2,250〜3,750円) | 各種土産店・空港 | 見た目は良いが味は普通 |
| Trader Joe’s お菓子各種 | $3〜$8(450〜1,200円) | Trader Joe’s 各店 | コスパ最高・種類豊富 |
| ジャックダニエル蜂蜜リカー | $25〜$35(3,750〜5,250円) | リカーショップ各所 | お酒好きへのプチ贈り物に最適 |
職場配りのコスパ最高はTrader Joe’s(トレーダージョーズ)のオリジナル商品です。日本に上陸していない同ブランドのお菓子・調味料・コーヒーは「アメリカらしい」と好評で、値段も手頃なため大量購入に向いています。
4. 空港での購入と日本への持ち込み注意点

時間がなく、出発直前に空港(JFK・EWR)で購入する場合についても触れておきます。
空港(JFK)で買えるもの
JFKのターミナル4・ターミナル1にはショッピングエリアがあり、ナッツ・チョコレート・ニューヨークロゴ入り雑貨などの定番土産は購入可能です。ただし、価格は市内の1.3〜1.5倍程度になることが多く、コスパは高くありません。時間に余裕がある場合は市内で購入しておくことをお勧めします。
EWR(ニューアーク)は利用ターミナルによってショップの充実度が異なります。
日本への持ち込み注意品
アメリカから日本への持ち込みにあたり、注意が必要な品目があります。
肉類・果物・野菜類は原則持ち込み禁止です。ニューヨーク名物のジャーキーやサラミも、加工肉であっても持ち込みが規制されている場合があります。税関申告が必要な場合は正直に申告しましょう。
お酒類は1人あたり3本(760ml)まで免税(20歳以上)で持ち込めます。高級バーボンやワインを持ち帰る場合は瓶の割れ防止対策(プチプチ梱包)が必須です。
食品に関しては原則として加工食品(チョコレート・キャンディ・スナック類)は問題なく持ち込めます。ニューヨーク生活や移住に関する情報は、アメリカ生活ガイドやニューヨーク駐在員生活ガイドもあわせてご覧ください。
まとめ。現地在住者が本当にお勧めするお土産

9年間ニューヨークに住んできた私の結論として、喜ばれるお土産は「現地でしか買えない本物」です。日本でも手に入るようなニューヨークロゴ入り雑貨よりも、Zabar’sのスモークサーモン、Jacques Torres のチョコレート、街角のNuts4Nutsなど、ニューヨーカーが実際に愛している本物を選ぶと喜ばれます。
今回ご紹介したお店は、どれも当社代表が何度も訪れて「これは本当に美味しい・喜ばれる」と確信を持っているものだけです。余計な下調べは不要、そのままリストを持ってショッピングに出かけてみてください。
お客様の成功事例
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※当社は移民法上の法的申請代理を行う法律事務所ではありません。法的助言および申請書提出は移民弁護士が担当します。
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