2026年現在、アメリカ以外の移住先としてドバイが注目を集めています。中でもドバイのゴールデンビザは、不動産投資200万AED(約8,250万円)から10年間の長期滞在ビザが取得できる制度として、日本人富裕層の間で関心が高まっています。
当社はニューヨークを拠点としたアメリカ移住の専門家ですが、お客様からドバイとアメリカの比較についてご質問をいただく機会が増えています。本記事では、ドバイ ゴールデンビザの条件・費用・メリットを解説し、アメリカE2ビザとの比較もお届けいたします。
1. ドバイ ゴールデンビザとは

UAE政府が提供する10年長期滞在ビザ
ドバイ ゴールデンビザとは、アラブ首長国連邦(UAE)政府が2019年に導入した10年間の長期居住ビザです。投資家、起業家、優秀な人材、科学者、アーティストなどを対象に、UAEへの長期滞在を可能にする制度として設計されました。
通常のUAE居住ビザが2〜3年の更新制であるのに対し、ゴールデンビザは10年間有効で、自動更新が可能です。スポンサーシップなしで取得でき、UAE国外に長期滞在してもビザが失効しない点が大きな特徴です。
2. 取得条件と費用

不動産投資ルートが最も人気
ゴールデンビザの取得ルートは複数ありますが、日本人に最も人気なのは不動産投資ルートです。主な取得条件は以下の通りです。
①不動産投資: 200万AED(約8,250万円)以上の不動産を購入。ローンではなく全額支払い済みであること②起業家: UAEで承認されたビジネスプロジェクトに50万AED(約2,062万円)以上の投資③専門人材: 月収3万AED(約124万円)以上の高度専門職④優秀な学生: UAE内の大学でGPA3.8以上
ビザ申請手数料は約2,800〜4,500AED(約11万〜18万円)程度です。不動産投資ルートの場合、物件価格に加えて登録手数料(物件価格の4%)が発生します。
3. 10年ビザのメリット

所得税ゼロ・家族帯同の魅力
ドバイ ゴールデンビザの最大のメリットは、個人所得税がゼロという点です。UAEには個人所得税が存在しないため、給与所得・投資収益・事業所得に対する課税がありません(2023年に法人税9%が導入されたものの、個人所得税は引き続き非課税です)。
その他の主なメリットとして、家族全員の帯同が可能(配偶者・子供・両親)、UAE国外に6ヶ月以上滞在してもビザが失効しない、スポンサーなしで自由にビジネスが可能、100%外資企業の設立が可能といった点が挙げられます。
4. アメリカE2ビザとの比較表

投資額・税制・永住権パスの違い
ドバイ ゴールデンビザとアメリカE2ビザを、移住を検討される方が重視する項目で比較します。

| 比較項目 | ドバイ ゴールデンビザ | アメリカE2ビザ |
|---|---|---|
| 最低投資額 | 200万AED(約8,250万円) | 20万ドル(約3,000万円)程度 |
| ビザ有効期間 | 10年(自動更新可能) | 最長5年(更新可能) |
| 個人所得税 | 0% | 連邦+州税で最大50%前後 |
| 永住権パス | なし(ただし長期更新可) | 直接なし(EB-5等経由) |
| 家族帯同 | 配偶者+子供+両親 | 配偶者+21歳未満の子供 |
| 就労制限 | 自由 | 投資先事業のみ |
投資額ではアメリカE2ビザが有利ですが、税制面ではドバイが圧倒的に有利です。詳しくはE2ビザの費用についての記事もご参照ください。
5. 日本人が申請する際の注意点

税務上の落とし穴と文化的な違い
日本人がドバイ ゴールデンビザを取得する際に、注意すべき点があります。
まず、日本の税法上、海外に移住しても条件次第で日本の課税対象となるケースがあります。特に出国税(国外転出時課税)は、1億円以上の有価証券を保有する場合に含み益に課税されるため、事前の税務プランニングが必須です。
また、ドバイは夏季の気温が45度以上に達するため、6〜9月は屋外活動がほぼ不可能です。アルコールの販売は許可制、ラマダン期間中の飲食制限など、文化的な違いにも理解が必要です。
さらに、不動産投資は為替リスク(AED/JPY)を伴います。ドバイの不動産市場は好調が続いていますが、過去には2008年のドバイショックで価格が大幅に下落した歴史もあります。
まとめ

ドバイ ゴールデンビザは、所得税ゼロ・10年長期滞在・家族帯同可能と、魅力的なメリットが揃った制度です。一方で、日本の出国税や不動産市場のリスク、文化的な違いも考慮する必要があります。
総合的に判断すると、ビジネス機会の規模・教育環境・永住権取得の確実性の点で、アメリカが最もおすすめの移住先です。当社ではゴールドカード・EB-5・E2ビザを中心に、お客様に最適なアメリカ移住プランをご提案しております。
アメリカとドバイ、どちらが最適かはお客様のビジネス目標・ライフスタイル・税務状況によって異なります。当社ではアメリカのビザ種類を中心に、各国の移住オプションについてもご相談を承っております。
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