2024年12月29日 Satoshi Onodera

アメリカE2ビザ(投資家ビザ)の難易度とは?他のビザと比較しての取得方法を徹底解説

世界最大の経済大国アメリカでの事業展開は、多くの投資家にとって大きな関心事となっています。

2024年12月現在、米国投資におけるE2投資家ビザは、最低投資額10万ドル(約1,500万円)という比較的低い参入障壁で、事業展開の機会を提供しています。

*これは当社支援実績による場合で、一般的には20-30万ドルと言われています。

 

米国市民権・移民局(USCIS)の統計によれば、2023年のE2ビザ承認率は85〜90パーセントと高水準を維持しており、適切な準備により取得の可能性は非常に高まります。この記事では、各種ビザとの比較を通じて、E2ビザの特徴と取得のポイントを詳しく解説していきます。

 

1. E2ビザの基本要件と難易度評価

まずは、E2ビザの取得要件について見ていきましょう。

ビザの種類 最低投資額 承認率 審査期間 更新可能回数
E2投資家 通常20万ドル~ 85-90% 2-3ヶ月 無制限
EB-5永住 80万ドル~ 76.4% 24-36ヶ月 対象外
L1企業内転勤 要件なし 72.1% 3-4ヶ月 最長7年
H1B就労 要件なし 65.8% 6-8ヶ月 最長6年

主要な投資・就労ビザの比較(米国国務省ビザ統計より作成)

 

2. 他のビザとの具体的な比較分析

 

次に、E2ビザと他の主要なビザについて、具体的な違いを見ていきましょう。

 

– L1ビザ(企業内転勤ビザ)との比較
年間売上100万ドル(約1億5,000万円)以上の実績が求められ、日本企業の米国支社や子会社への転勤が条件となります。

– EB-5ビザ(投資永住権)との比較
最低投資額80万ドル(約1億2,000万円)と高額であり、投資による雇用創出が必須条件です。

 

以上のように、他のビザと比較すると、E2ビザは投資額と条件の面で柔軟性が高いことがわかります。

 

3. E2ビザ取得のための具体的なステップ

それでは、E2ビザ取得に向けた具体的な手順を見ていきましょう。

– 会社設立と事業所の確保
– 事業の拡大
– 事業計画書の作成、弁護士との調整
– 投資資金の準備と資金源の証明
– 必要書類の準備と申請

準備が整ったら、在日米国大使館での面接に臨むことになります。

これらは通常、準備期間だけでも4-6ヶ月と長い期間をかけて進めることとなります。

 

当社Reinvent NYでは、2019年より250ケースを超えるE2ビザ取得支援を弁護士チームと共に行っております。丸投げも可能です。ぜひ一度ご相談ください。(詳細は記事最下部)

 

4. E2ビザ取得後の展望と発展性

E2ビザ取得後の事業展開について考えていきましょう。

– 事業規模の拡大により、EB-5(グリーンカード)への切り替えが可能
– 複数州での事業展開による収益機会の拡大
– 子女の教育を含めた長期的な生活設計

E2ビザの取得は上記のようにメリットが高く、柔軟性もあり、また米国での事業展開は、グローバルな視点からのビジネス投資や成長機会が多くあるといえるでしょう。

 

まとめ

E2投資家ビザは、投資額と必要条件の面で他のビザと比較して柔軟性が高く、適切な準備により高い確率で取得が可能です。

上記で見てきたように、USCISの統計によれば、十分な準備を行った申請者の85パーセント以上が承認を得ています。グローバルな事業展開を目指す投資家にとって、E2ビザは効果的な選択肢となるでしょう。

 

記事をお読みいただき、ありがとうございました。

 

当社Reinvent NY Incでは、2019年よりアメリカ進出・移住される個人様、企業様のご支援を続け、あらゆる側面をサポートする総合的なサービスを提供しています。

E2ビザにおいては、当社代表が2019年のトランプ政権下、30歳の時にニューヨーク移住を志し、全額自己資本で5年間の投資家ビザ(E2ビザ)を取得した経験に基づく支援となっており、250社以上の有償支援の実績がございます。

 

当社の総合支援の場合の取得率は100%であり、また(記事で触れたように10万ドル程度の)限られた投資額での取得実績が多くある他、申請を最短距離で行うためのノウハウを保有しております。実績豊富な移民弁護士含む当社チームにぜひお任せください。

 

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